和風建築の門や玄関、軒裏の露出した木材のメンテナンス

近年、人気が高まりつつある和風建築ですが、門や玄関などに木材を使用し、古くからの日本建築を演出している反面、木材が外に露出しているため、劣化しやすいという弱点も併せ持っています。

木材という生きた素材を使用することで、四季のある日本の気候に適した住宅となる反面、やはり有機物を使用しているため、表面の劣化は避けて通れません。
木材には定期的なメンテナンスは必要不可欠となります。

和風建築の門や玄関に使用されている木材の劣化

門や玄関の木材は紫外線にさらされる時間が長く、雨風も当たりやすいため、変色や風化が発生しやすく、他の箇所よりも木材の劣化が早いです。
また、門も玄関も開け閉めを繰り返す部分ですので、構造躯体よりも薄い木材を使用するため、比較的劣化の影響が早く出てしまいます。

数寄屋門
数寄屋門
玄関

和風建築の軒裏(軒天)に使用されている木材の劣化

軒裏(軒天)は、屋根の壁からはみ出した部分を『軒』と呼び、その裏側を『軒裏』と呼びます。
この部分、和風建築であれば木材が露出した作りになっていることが多いです。
軒の役割は外壁を雨や紫外線から守ることです。
軒の有無で住宅の寿命が大きく左右されることもあります。
そんな雨や紫外線を防いでくれる軒ですが、軒裏まで雨や紫外線が回り込むことは多くないため、この部分については木材が露出した状態となっていることが多いです。

しかし、やはり木材であるため、メンテナンスは必要不可欠で、建物に覆いかぶさる形で付いているため、湿気を溜めやすく、カビや腐朽菌などが発生しやすい環境となります。
屋根に付いているため、手が届かず、住人の方が定期的に拭き掃除できる場所でもないため、業者による施工をオススメします
和風建築の軒裏に使用されている木材は、近年増えてきたケイカル板やフレキシブルボードのように、張り付ける構造ではないため、剥がれ落ちることはめったにありません。


和風建築の木部劣化は表面だけであることが多い

木材は有機物ですから、無機物系の部材と比較すると、どうしても劣化は早くなります。
しかし、その劣化は表面だけであることが多く、長期的な耐久力では定期的に手入れされた木材は無機物系の部材をしのぎます
倉敷塗装では、和風建築の木材を長期間維持し続けるために、最適な表面処理技術でお客様の生活をサポートしています。


エアー鉋による施工


エアー鉋は、空気と植物性粉体を対象物に噴射し、汚れや腐朽菌、木地の劣化表層をミクロン単位で削り取ります。
刃物を一切使わないので、入り組んだデコボコの部分も施工可能で、均一に劣化表層を除去します。




木部再生、外壁塗装なら経験豊富な倉敷塗装へお任せください!
まずはご相談だけでもお問い合わせください TEL:0866-84-1463 お問い合わせはこちらから

関連記事